クマに遭遇しないコツ・出会ってしまった時の対応【豆知識】

熊についての豆知識 観光
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近年、様々な理由により、クマが人里に降りてくる・・・という事が増えています。
クマは臆病な生き物で人間を怖がりますが、まれに人を襲うという事例もあります。

山でたまたま遭遇してクマに襲われることもあれば、2009年に起こった「乗鞍岳クマ襲撃事件」のように、何人もの方が被害に遭ってしまった事例もあります。

「自分はクマになど出会うハズがない。」そう思っている方が多いと思います。
しかし、旅行先やキャンプ場など、思わぬところで遭遇する事があるやもしれません!!

もし、目の前にいるのが小柄なクマであっても、侮ってはいけません!
「乗鞍岳クマ襲撃事件」では体長136cmのクマでしたが、屈強な男性でも歯が立たないほどの力を持っていたそうです。

イザ、熊と遭遇した時には、どう対処すればよいか?
クマに出会ってパニックにならないよう、対処策を調べてみました!

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■クマに遭遇しないコツ

野生のクマを目にして、慌てない人はいません。
一番良いのは、クマに遭遇しないことです。

クマに遭遇しない方法、それは、音を出すようにする事。
音がしていると、人間がいると察知してクマから逃げてゆきます。

クマよけの鈴、ラジオなどを持参しましょう。
何も持っていなかったら、岩に石を当てるなどでもOK。
(至近距離でクマを驚かせるような行動はやめましょう。)


■クマと遭遇した時にとるべき行動

万が一出会ってしまった時には、どうすればよいでしょう?

クマと遭遇したら大切なことは、慌てないこと。
人間がクマを恐れるのと同じように、大抵のクマは人間を恐れています。刺激しない事が大切です。

クマとの距離が遠い場合、またクマがこちらに気づいていない場合は、穏やかな音を鳴らしつつ(上記の鈴など)そっと避難しましょう。
急な動きはクマを興奮させてしまうので、あくまで冷静に!

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クマが近くにいたら?!

クマを刺激しないように、じっと目を見続けます!!
静かに、落ち着いて両手を大きく振りながら、穏やかに声をかけながら、そのまま後ずさりして遠ざかりましょう。
後ろ姿を見せると追いかけて襲われる可能性大なので、決して慌てて逃げないでください。

クマが突進してきたら?!

クマが突進してきて、3~5mの位置まで接近してきたら、命を守る策をとってください。

  • クマ撃退スプレーを使う
    クマ撃退スプレーを持っている場合は、クマの顔に全量を一気に噴射してください。
  • スプレーがなければその場で防御体勢をとる
    首の後ろに両手を回し、うつぶせになる。(首、顔、腹部の急所を守る)
    リュックサックはプロテクターの代わりになるので背負ったまま。
    転がされても元の姿勢に戻る。
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■備えておこう、クマ撃退スプレー

万が一、クマが襲ってきたときの為に、クマ撃退スプレー!
トウガラシの辛み成分が、クマの目や鼻などの粘膜を刺激して、クマが逃げ出すというシロモノ。

【噴射距離】10.5m(室内無風状態での計測)
【噴射持続時間】約9秒

万が一の策として、命を守るために持参しておいた方がいいかもしれません!
噴射時間が短いので注意してください。


■まとめ

クマに遭遇しないため、クマと出会ってしまった時にはどうすればよいか?を確認してみました。

何度も言いますが、クマは臆病な動物です。
大声をだしたりして刺激すると、クマは恐怖を感じて興奮状態になり、襲ってくる事があります。

「乗鞍岳クマ襲撃事件」のように、すでに興奮しているクマの場合、丸腰の人間が撃退できる可能性は極めて低いそうです。

まずは、クマが興奮する原因を作らぬよう、冷静で穏やかに行動するのが一番。
「熊が生活している中(山)に人間が入らせてもらっている」という気持ちでいるといいかもしれませんね。

【参考】https://www.city.gotsu.lg.jp/soshiki/15/13522.html

▼乗鞍岳クマ襲撃事件について

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