全身モフモフ毛だらけでまるで羊のような『マンガリッツァ豚』に注目!!
2/5放送の満天☆青空レストラン(日テレ)では、北海道・幕別町の『十勝ロイヤルマンガリッツァ豚』が紹介されます。
極上の味わいというマンガリッツァ豚、食べてみたいと思いませんか?
- マンガリッツァ豚とは何か?
- 通販できるのか?
- 満天☆青空レストランで登場のロケ地、シェフ・レストランについて
をお届けします~!
■マンガリッツァ豚って何?
-なぜハンガリー国宝?
マンガリッツァ豚は、ハンガリーで1833年に生み出された希少種の豚。
20世紀初めには約1千万頭飼われていたそうです。
ところが約50年前、生産効率の良い品種の普及に伴って絶滅寸前に!!
これはまずい!と国を挙げての保護策により絶滅の危機を免れ、2004年にハンガリーの国宝に指定され、世界で唯一の”食べることのできる国宝“となりました。
-日本で飼育されるようになったのはいつ?
ハンガリーの国宝マンガリッツァ豚が日本に入ってきたのは2016年のことです。
マンガリッツァ豚の飼育場は日本国内に数か所ありますが、アジアで唯一純血のマンガリッツァ豚を育てている飼育場が北海道・幕別町にあります。
2016年、株式会社丸勝(梶原雅仁社長)がマンガリッツァ豚25頭をハンガリーから生体輸入して、繁殖・飼育して生まれたのが「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」です。
-なぜモフモフなの?
「豚」といえばピンク色のつるんとしたイメージではないですか?(黒い豚さんもいますが)
しかしマンガリッツァ豚は全身モフモフ毛むくじゃら!
別名「ウーリーピッグ(羊毛の豚)」とも呼ばれ、遠くから見たらまるで羊です。
なぜ全身モフモフなのでしょう・・・?
それは・・・
マンガリッツァ豚は、もともとオーストリア帝国の寒い地域に生息していた豚。
毛が長く、品種改良(豚が人間の家畜として扱いやすいように)される前の原種に近いのだそうです。
子豚にはウリ坊のような縞模様があって、まるでイノシシのよう!
現在の主流品種よりもイノシシに近いことが伺われますね。
マンガリッツァ豚の毛は、レッド(赤)・ブロンド(白)・スワロベリー(黒)などがあり、いずれもカールしているのが特徴です。
とってもかわいいです。見てるだけで癒されますよね~!
実はこの豚さん、豚とは思えない味わいで、とーっても美味しいんですって!!!
それは「マンガリッツァ豚のお肉の特徴」でご説明しますね。
-こだわりの飼育方法とは!
マンガリッツァ豚は、普通の豚に比べて育つのが遅く、出荷するまで14ヶ月を要するそうです。
(普通の豚の倍以上の期間!)
また母豚の出産数も普通の豚の半分以下で、一頭あたりの赤身の割合も少ない。
冬の寒さには強いが夏の暑さには弱い。
そして、放牧が必須。。。
つまり普通の豚と比べて、育てるのがものすごく大変なんですって!!
純血のマンガリッツァ豚、『十勝ロイヤルマンガリッツァ豚』が育つ十勝ロイヤルマンガリッツァファームでは、豚の為に最高の環境を作り、大切に飼育しています。
こだわりの飼育方法の一部をご紹介すると・・・
- 直線距離200mもの広大な土地でゆったり放牧!
ストレスがないから、豚さん病気になりません。 - 一般の豚舎よりもかな~り広々とした設計の豚舎!
暑さに弱いマンガリッツァ豚のために、換気のシステムや温度・湿度の管理も徹底しています。 - 豆の卸問屋という特性を生かして、豚の嗜好性や太り方を見ながら穀物や豆類の飼料をブレンド!
動物性の単味飼料、添加剤を一切使用せず、成長ステージごとに配合割合や内容を変化させています。
時間と愛情をたっぷりかけて育てた『十勝ロイヤルマンガリッツァ豚』、美味しいはずです。
では、いよいよマンガリッツァ豚の美味しさについてご説明します!
・・・と!その前に、マンガリッツァ豚こだわりの飼育風景をご覧ください。
とってもかわいい子豚ちゃん達のおっぱいごくごくシーンも!
-マンガリッツァ豚のお肉の特徴
マンガリッツァ豚、中でも純血のマンガリッツァ豚『十勝ロイヤルマンガリッツァ豚』のお肉は、一般的な豚肉とは、まったく異なります。
生肉の色は、豚とは思えない濃さ。牛肉?と思うほどです。
そして、お肉の味も濃い!
味わいと食感、赤身と脂身のバランスが絶妙です。
マンガリッツァ豚は普通の豚より出荷までの飼育時間が長いので、熟成されて風味が詰まった、しっかりとした味わいになるのだそうです。
また、脂の融点が低いのも大きな特徴。
一般的な豚の脂は融点が38℃ほどなのに対し、マンガリッツァ豚は26℃。
つまり舌の上でとろける温度です。
口に入れた瞬間、体温で脂が溶ける・・・そんな豚肉ないですよね!
しかも脂はサラッとしていてべたつきません。全くしつこくないのです!
イギリスの研究によると、マンガリッツァ豚の脂は身体にも良いそう。
コレステロール値を下げる「オレイン酸」が多く含まれていたり、さらにはビタミンも豊富なんだとか。
マンガリッツァ豚、完璧すぎますね・・・!
■十勝ロイヤルマンガリッツァ豚の通販
『十勝ロイヤルマンガリッツァ豚』=純血のマンガリッツァ豚は、現状、一般消費者向けの生肉販売を行っていません。残念・・・。
しかし、加工品は通販で購入することができます!
■十勝ロイヤルマンガリッツァ オンラインショップ
(『十勝ロイヤルマンガリッツァ豚』の生肉は一般に流通していないということは、逆に言うと一般で手に入るマンガリッツァ豚の生肉は、雑種ということ。。。?!
国内で掛け合わせて育てやすい豚をつくっても、条例的には「マンガリッツァ豚の肉」として出荷できるそうですよ。>_<;)
■満天☆青空レストラン ロケ地とお料理について
ロケ地「十勝ヒルズ」
宮川大輔さん・平成ノブシコブシの吉村崇さんと徳井健太さんがマンガリッツァ豚を味わったロケ地は、「十勝ヒルズ」。
季節ごとの花が彩る広大なガーデンに、ショップやカフェなどがあるテーマパークです。
十勝ヒルズ
北海道中川郡幕別町字日新13-5
Tel: 0155-56-1111
Fax: 0155-56-1117
(冬季閉園中。2022年4月23日(土)9時にオープンします!)
満天☆青空レストラン登場のシェフ
番組内でマンガリッツァ豚を使った料理を振舞ったのは、帯広市内でフランス料理店「マリヨンヌ」を営む小久保康生オーナーシェフ。
番組収録のために考案した、とっておきの3品【最高の脂身を味う肩ロースのポワレ】【バラ肉のパンチェッタを巻いたヒレカツ】【自家製サラミと野菜たっぷりパスタ】を披露しました。
「マリヨンヌ」は、十勝の旬をたっぷりと味わえる屋台スタイルのフランス料理店です。
マリヨンヌ
北海道帯広市西1条南10-7 北の屋台
電話番号 090-6695-7276
営業時間 18:00~24:00
定休日 火曜
取り扱い店舗
■まとめ
全身モフモフ、まるで羊のような『マンガリッツァ豚』。
2/5放送の満天☆青空レストラン(日テレ)で紹介される、北海道・幕別町で飼育されている『十勝ロイヤルマンガリッツァ豚』がとっても気になる!ということで、
- マンガリッツァ豚とは何か?
- 通販できるのか?
- 満天☆青空レストランで登場のロケ地、シェフ・レストランについて
について調べてみました!
愛情と時間をたっぷりかけて育てた純血マンガリッツァ豚は、一般的な豚や雑種のマンガリッツァ豚とは比べ物にならない美味しさとのこと。
お値段は張りますが、食べてみる価値ありではないでしょうか!
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