モデルでカメラマンで俳優でホームレス？！ドキュメンタリー映画の評判・口コミは？【マーク・レイ】

デザイナーズスーツを着こなして颯爽と歩く、超イケメンのナイスミドル。
かつて、フランス版『VOGUE』に載り、ジャンニ・ヴェルサーチやモスキーノ、ミッソーニのランウェイを歩くファッションモデルとして活躍していたその男性は、マーク・レイさん（63歳）。

カメラマン（フォトグラファー）としても活躍する彼が暮らすのは、ニューヨーク・イーストビレッジのとあるアパート・・・の屋上！？

周りがまるで気づかない中、６年間ホームレス生活を送っていたマーク・レイさん。
しかも、その様子を３年も密着して出来上がったドキュメンタリー映画があるのです！
その映画は、考えさせられる内容でした。

▼NYイケおじ家なしカメラマン「マーク・レイ」について。
なぜホームレスになったの？今現在はどうしているの？…などはこちら

■本人（マークレイ）主演のドキュメンタリー映画「HOMME LESS」
- あらすじ
- 【予告編】ホームレス　ニューヨークと寝た男（HOMME LESS）
■「ホームレス　ニューヨークと寝た男」の評判・口コミは？
■「ホームレス　ニューヨークと寝た男」を視聴する方法
■まとめ

■本人（マークレイ）主演のドキュメンタリー映画「HOMME LESS」

昼間は華やかな世界に居るのに、プライベートはホームレス生活を送るマーク・レイさんに、３年間密着して作られたドキュメンタリー映画「HOMME LESS」。
日本では「ホームレス　ニューヨークと寝た男」というタイトルで2017年に公開されました。

マーク・レイさんが自分の人生と真剣に格闘している姿が映し出されているこの映画は、大反響を呼び、彼は一躍”時の人”となりました。

（おかげで、６年間お世話になった屋上にはもう入れなくなってしまい、引っ越し？を余儀なくされたそうです・・・）

あらすじ

世界一スタイリッシュなホームレス!?家を持たない写真家の生活に迫るドキュメンタリー！
ジムのロッカー4つ分に入る荷物しか持たず、ジムや公衆トイレで身だしなみを整えるマーク・レイ。
究極のミニマリストともいえる彼のユニークな生き方はとても興味深い。

ファッションモデル・フォトグラファーとしても活躍しているマーク・レイ。
誰もが羨む“勝ち組”の彼だが、パーティ会場を後にした彼が帰るのは雑居ビル街のアパートの屋上だった。家を持たない彼のライフスタイルに3年間密着した記録。

【予告編】ホームレス　ニューヨークと寝た男（HOMME LESS）

【作品概要】
ホームレス　ニューヨークと寝た男（原題：HOMME LESS）
監督：トーマス・ヴィルテンゾーン
出演：マーク・レイ
音楽：カイル・イーストウッド／マット・マクガイア
制作年：2014年
制作国：オーストリア、アメリカ
公開：2017年1月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次ロードショー
公式ウェブサイト：映画『ホームレス　ニューヨークと寝た男』公式サイト

■「ホームレス　ニューヨークと寝た男」の評判・口コミは？

モデルでカメラマンで俳優なのにホームレスのマーク・レイ — 出典：https://www.instagram.com/p/CAS8WF1grrr/?hl=ja

「ホームレス　ニューヨークと寝た男（原題：HOMME LESS）」を観た方々の感想（評判・口コミ・レビュー）です。
おおむね高評価の方が多いです！
一方で、予告編と全く違うのはどうなの？！という意見がちらほら。
予告編ではすこし軽めの印象を受けますが、実は・・・？！

“超映画批評「ホームレス　ニューヨークと寝た男」90点（100点満点中）” https://t.co/1g8EwwXBjD
— monaken🇦🇶🐧 (@monaken) May 10, 2017

ホームレスは不幸である…ではなく、ホームレスも選択の１つであると。金に、家に、物に、縛られて“なくてはならない”と錯覚している価値観を、彼の生活はこちら側に問いかける。しかし、理解者は必要である。
様々な人が生きるニューヨーク。映像でリアルに彼は6年もこんな生活をしているんだなあと単純に尊敬してしまった。価値観は違うし映画で語る以上に悔しさや辛さを抱えて生きているだろうけど、超ポジティブ！
容姿端麗な中年ホームレスの生活から溢れてくる悲喜交々な感情や、覗き見える人生と抱える後悔は、状況はまるで違えど自分の人生の一片と確かに重なり、共感してしまう。良質なドキュメンタリーです
テンポ良く面白い作品。でも、ニューヨークの冬はあそこでしのげるのか？と心配になってしまった。彼女を数人作って部屋を転々すればいいのに、実は純情なのだ。
めちゃくちゃ面白かったな、これ♪どこまでドキュメンタリーなのかはわからないけど…。長身、イケメン、モデル、フォトグラファー、俳優、コミュ力高め…誰もが羨むワードのオンパレード。でも屋上でホームレス暮らし。このギャップがたまらん。
カメラマンやエキストラをしたり、イメージは華やかな印象だけど、都会で生きていくのは大変だ。ホームレスの生活は厳しい。この人、このままで終わらない気もするが、色々考えさせられた。音楽はイーストウッドの息子さんのカイル。なかなかいい。
華やかで羨ましい面も有り、その裏の厳しい現実も有る。そして、主役の方が感じる人生への痛みは、一部とはいえ共感できるものが有った。複雑な余韻を残す作品だったな。