予約の取れない『幻のケーキ』を生み出すシェフ・庄司夏子さんが
フジテレビの「セブンルール」で紹介されました。
庄司さんは、日本女性として初めてアジアのベストパティシエ賞を獲得したすごい方です!
輝かしい人生を歩みつづけてこられたのかと思いきや、
プータローを経験した事もあるらしい!
とっても気になる庄司夏子さんの経歴を見てみましょう!
■ete(エテ)のシェフ庄司夏子
プロフィール
氏名:庄司夏子(しょうじ なつこ)
生年月日:1989年8月16日
年齢:32歳(←2022年5月現在)
出身地:東京都
学歴:駒場学園高等学校 食物調理科 卒業
経歴
季節のフルーツを贅沢にあしらった、幻のケーキと言われる「フルール・ド・エテ」を作り、一日一組限定のフレンチレストラン「été(エテ)」のオーナーシェフである庄司夏子さんは、2020年にAsia’s best pastry chef 「アジア・ベスト・パティシエ」を日本人女性として初めて選出され、国内外から注目を集めています。
2007年 | 駒場学園高等学校 食物調理科を卒業 代官山「Le jue de lassiette ル ジュー ド ラシェット」(ミシュラン1つ星)に就職 |
2009年 | 南青山「florilege フロリレージュ 」(ミシュラン2つ星,Asia’s best 50 restaurant 3位) オープニングから携わる。パティシエ・スーシェフ |
21歳でフロリレージュを辞め、無職となる | |
2014年 | 24歳の時に「été エテ」をオープン オリジナルスイーツ「Fleurs d’été フルールドエテ」は予約殺到で入手困難 |
2015年 | 住所・電話番号非公開、1日1組の完全紹介制のレストラン「été(エテ)」をオープン |
2020年 | 日本人女性初となるAsia’s best pastry chef 「アジア・ベスト・パティシエ」に選ばれる |
世界のレストランランキングの一つ「OAD」で日本人女性シェフとして初めてランクイン フランス政府が主宰世界のレストランランキングLalisteでも同様ランクイン |
■きっかけはシュークリーム
庄司夏子さんの料理の原点は、中学校の時に家庭科の授業で作ったシュークリーム。
オーブンの中でシューが膨れる瞬間に感動したのがきっかけで、家でシュークリームを作るようになり、お友達の勧めもあって調理科がある高校に進学します。
■現実を見て、フレンチへ
「シュークリームを何個売ればいいんだ?」と現実を考えてシュークリーム屋の夢が消え、高校で和洋中全てを習ってからフレンチの道へ。
当時1つ星だった代官山「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」に就職します。
小さいお店だったため、新人でもデザートを担当したり、上の人の補助をしたり・・・毎日仕込みで大忙しだったそう。
しばらくして、川手寛康さんの独立を助けるように「フロリレージュ」のオープニングスタッフとなり、新店舗の立ち上げを経験。パティシエ・スーシェフとして活躍されます。
スーシェフとは、副料理長。
小さなお店とはいえ、20歳位でその仕事を任されるということは、一般的に珍しい事ではないでしょうか。それだけ庄司さんが信頼されていたという事ですね!
■父親危篤でも仕事が最優先・・・
朝早く出勤し、夜遅く帰宅、帰宅後は料理の本で勉強・・・そんな料理漬けの毎日を過ごしていたある日、お父さまが亡くなります。。。
同居していたのに父親が入院している事にも気づかなかった程、仕事に没頭していた庄司さんは、「お父さんが危篤」とわかっていても仕事を最優先に。。。
結局、看取りに行けませんでした。
■プータロー(無職)になる
このままでは母親にも同じことをしてしまうかも・・・と、激しく後悔して3か月後にフロリレージュを退社。
プータローに!!
無職期間はレストランのホールとしてアルバイト。
庄司さんは、料理を辞めて自分を見つめ直していたのでしょうか。。。
そんなある日、転機が訪れます。
■原点に返る。やっぱり料理!
ある日、フロリレージュ時代に知り合ったライターさんから「もう一度、なっちゃんの作るケーキが食べたい」と言われ、母校のキッチンを借りて焼き菓子のケーキを作ります。
『自分のつくったもので人が喜ぶ』という原点に戻った庄司さん。
次第に出張料理などの依頼が増えていきます。
■22歳 独立を決意
家のキッチンでは限界だと感じて、独立を決意。
でも、女性で若いということで、なかなか融資が下りません!
そこで、資金繰りが悪化したときに備えて生命保険に加入。命がけです。
1秒でも早く話題になってお店を軌道に乗せたい!しかし、実績もない無名の女性がレストランを開いたところでお客は集まらない・・・。
庄司さんは考えます。
人を雇う余裕もないので、自分一人で調理から販売までできるものをと、完全予約制のケーキで勝負することに決めました!
■幻のケーキが誕生
今まで誰も見たことのない「3秒でどこの店か分かるケーキ」を目指し、マンゴーのバラのタルト『フルール・ド・エテ』を誕生させます。
テレビで取り上げられたことでアクセスが殺到したWebサイトをすぐに閉じたことが逆に話題となって、「予約の取れない幻のケーキ」と呼ばれるようになりました。
関連記事:庄司夏子(ete)の幻のケーキ『フルール・ド・エテ』の口コミと予約方法
■レストラン ete(エテ)
ブランディングが確立されたところで、いよいよ一日一組限定のレストラン「été」をオープン!
一日一組にしたのは、利益よりもお客様の満足度を上げてブランドを確立することが大切という考えのもと。
それでも売上が多くないかわりに経費も少なく、廃棄などの無駄もない。結果、着実に利益が上がって安定していったのだそうです。
目先の利益ではなく、支えてくださるお客様を一番大切に考えた経営を続けているという庄司さんだからこそ、クオリティを守れているのですね!
■料理を目指す女性を増やしたい
庄司さんは、村上隆さんとのコラボスイーツを発表するなど、料理以外のジャンルのアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組んで新たな可能性を模索しています。
料理の道を目指す人(女性)を増やすためにも、été エテのブランディングを成功させて料理の価値を高めたい。そんなに辛い思いをしなくても利益が出せるビジネスモデルをつくりたいのだそう。
常に考え抜いて歩み続ける庄司夏子さんは、シェフだけではなく経営者としても一流だと思います!
■幻のケーキ『フルール・ド・エテ』
今まで誰も見たことのない「3秒でどこの店か分かるケーキ」を目指して完成した、マンゴーでバラを表現したフルーツタルト『フルール・ド・エテ』。
15,000円
お値段はなかなか強気です。
これで美味しくなかったらぼったくりでしょ!と、口コミを調べてみました。
フルールドエテ💕開けたら宝石箱みたいなタルトでびっくり!今まで食べた中で一番美味しいタルト! pic.twitter.com/FmA3OFa1wt
— Yu (@yuchicooo) August 24, 2018
さっそく頂きました😋❤️
— macchippp (@macchippp) August 24, 2018
birthday仕様にして貰えるか、もう1度伺うと、快くやってくれました✨
ナツコシェフ、素敵すぎました❤️
まさに芸術作品です🎶
これでお誕生日ケーキは
食べ収めかなぁ😋❤️❤️❤️
最高のケーキをありがとう✨#été #フルールドエテ #庄司夏子 #庄司夏子シェフ pic.twitter.com/TQT7e0sNfW
その他の口コミ
- クリーム系のお菓子って、少し食べれば満足というか、すぐ重く感じちゃう私ですが、此方は全然そうならない不思議。昼にフレンチを食べてから自宅に帰って、すぐに食べたのに、連れと二人であっという間に完食。とても満足かつ幸せな時間。
- 大切な方への贈り物にこれ以上のものは無いかも。
作り手の心と贈り手の心が詰まったオリジナルギフト。感動しました。 - それぞれフルーツの甘さや素材の良さはもちろんの事、下のタルト生地のサクサク感のバランスが凄く良い!そして見た目はまるで宝石箱のような輝きと美しさ。
シェフの感性が体現された最高のケーキ!
マンゴーの他にも、イチゴや桃、栗など、季節ごとの旬をコフレ(小箱)に詰めた、まるで宝石箱のような美しい仕上がり!
しかも皆さん大絶賛! お味は最高のようです。
驚くのは、お味だけでなく、サービスやパッケージなどケーキを取り巻くすべてにおいて感激している方が続出です。
まさに「大切な人に笑顔をもたらすとっておきの贈り物」ですね!
■まとめ
予約の取れない幻のケーキ『フルール・ド・エテ』を生み出すシェフ・庄司夏子さんがフジテレビの「セブンルール」で紹介されたということで、気になる経歴を調べてみました!
庄司夏子さんは、日本女性として初めてアジアのベストパティシエ賞を獲得したすごい女性!
そこまでの道のりは、生半可な覚悟ではなかった。
調べているうちに、庄司夏子さんの情熱、ビシバシ伝わってきました。
熱くて強くて聡明なステキな女性、そして素敵なシェフで素晴らしい実業家ですね!
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